Before
![漢方相談前](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=306x10000:format=png/path/sc40c4ab087eee7b0/image/i77294927eb2ab2e5/version/1627522012/%E6%BC%A2%E6%96%B9%E7%9B%B8%E8%AB%87%E5%89%8D.png)
60代女性 主婦
最近急に動悸が気になり病院を受診したが、特に心臓などに異常は無く様子を見ることになった。
再び動悸が時々起るので漢方相談のため来店された。
漢方で考える動悸は心(自律神経などの働き)による影響があると考えるため、関連される他の症状を確認しました。
不眠や多夢(睡眠時に夢を多く見るため熟睡が出来ない)の状態を確認したところ、夜間の睡眠が気になるとの事でした。
そのため自律神経の高ぶりを鎮め夜間の睡眠が十分に行える様に体をサポートする漢方をお勧めしました。
生活養生も必要なので夜遅くならないように就寝する様に説明しました。
After
![漢方相談後](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=295x10000:format=png/path/sc40c4ab087eee7b0/image/i6cb5dfe5a041864e/version/1627522012/%E6%BC%A2%E6%96%B9%E7%9B%B8%E8%AB%87%E5%BE%8C.png)
服用後暫くして来店されて症状を確認したところ、一番気になって動悸は落ち着いたとの事でした。
他の症状を確認したところ、多夢も改善し熟睡が出来るようになった様でした。
また口の渇きも改善していました(後日来店時確認した)自律神経(交感神経)が高ぶると(唾液の分泌が減少する)乾燥症状が生じるという体の反応が改善していたようでした。
今回のポイント
忙しいなど精神的な負担が長期間続くと自律神経のバランスが悪くなり、今回の訴えている症状の動悸が生じますが、自律神経の働きを元に戻すことが出来きたので症状も軽減したものと考えられます。
![薬剤師 相良 宇宙](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=294x10000:format=png/path/sc40c4ab087eee7b0/image/i0d8691521b5b4777/version/1627522012/image.png)