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みちかけ新聞 2022年2月号 No.54

冬の痛みにさようなら!

冬になると痛みが増すのは、「冷え」と「滞り」かも。
タイプに合わせて、養生しましょう。


①初期に多い『冷えタイプ』
中医学では、「流れが悪いと痛みが発生する。」と考えます。
冬は、寒さも増すことで、「冷え」や「湿気」により流れが悪くなり痛みが現れます。

 

②慢性的な痛み『瘀血タイプ』
①の状態が慢性化することで『瘀血(血行不良)』になり、痛みが強くなります。

もともと血流の悪い方は、「冷え」や「湿気」の影響を受けやすいので、1年を通して、血流改善に取り組みましょう。

③用心が肝心『腎陽虚タイプ』
身体を温めるもと、腎の『陽気』が不足しています。
もともと腎が弱い方、高齢の方は、冬場は特に注意しましょう。

 

予防のポイント


◎適度な運動で、代謝をUP!
◎寒くて、湿気の多いところは、避けましょう。
◎火事の時は、冷水ではなく、お湯にしましょう。

◎毎日の入浴で、内臓を温め、血行を促進しましょう。

~冷え予防におすすめのツボ~
*お灸をするのがおすすめです。
外関(がいかん)・・・手首の関節から、6cm上。
足三里(あしさんり)・・・膝頭の外側にできるくぼみから指4本下

 

みちかけ新聞 2022年1月号 No.53