立春。冬を脱ぎ捨て、心身を「ひらく」準備を
髪をほどき、歩幅を広げて ― 春を呼び込む「ゆるめ」の習慣
立春を過ぎると、自然界の「気」は少しずつ上へ、外へと向かい始めます。冬の間、土の中でじっとエネルギーを蓄えていた種が、殻を破って芽を出そうとするような時期です。
このとき、私たち人間が気をつけたいのが「締め付けないこと」。
中医学の古い教典には、この時期の過ごし方として「披髪緩形(ひはつかんけい)」という言葉が登場します。「髪をほどき(披髪)、衣服をゆったりさせて(緩形)、心身をリラックスさせる」という意味です。
忙しい日々を過ごす現代の私たちには、「ゆるめる養生」がおすすめです。
みちかけ堂がおすすめする『ゆるめる養生』
「三首」以外はゆったりと
冷えを嫌う首・手首・足首はしっかり守りつつも、ベルトや下着、タイトな服による締め付けからは体を解放してあげましょう。血流や気の巡りがスムーズになり、自律神経の安定を助けてくれます。
髪をほどく時間を作る
一日中きっちりと結んでいた髪をほどき、頭皮をやさしくブラッシングしてみてください。頭にはたくさんのツボがあり、ここを緩めることで、春先に起こりやすい「のぼせ」や「イライラ」を鎮めることができます。
庭や公園をゆったり歩く
冬の「寒さから逃げる歩き方」ではなく、春の光を探すように、少し歩幅を広げてのんびりと歩いてみましょう。
【ひとことツボ知識】
「なんだか気持ちが焦る」「目が疲れやすい」と
感じたら、足の親指と人差し指の付け根の間にある
「太衝」を揉んでみて。
春の気が高ぶりすぎて渋滞しているのを、
スーッと流してくれますよ。
太衝(たいしょう)
足の親指と人差し指の骨が
交わる手前のくぼみ。
押し方
〇3〜5秒、優しく
「イタ気持ちいい」強さで。
日曜日・祝祭日
【臨時営業日】
2月23日(祝・月)
